オーディオ CD  税込価格¥2,000円
2008年3月31日をもって廃止された霧笛のサウンド記録。
この録音は、犬吠埼灯台の霧笛の音を、小型コンデンサーマイクを耳のあたりに装着してデジタル録音し、リアルなサウンドで記録したものです。
霧笛の他に、銚子電気鉄道の通過音、銚子川口大潮祭りの音、さらには銚子みなとまつり花火大会の音も付録として収めました。
@君ヶ浜から(2005年6月12日録音)2:55
犬吠埼の北側には「君ヶ浜」という砂浜が広がっています。ロマンチックな名前の砂浜なのですが、名前の由来は「霧が浜」からだそうで、梅雨のころになると、霧が東風に押されてこの砂浜をまるで這い上がるように包み込んでいく様子を見ることができます。
A君ヶ浜の磯から(2005年6月12日録音)4:39
君ヶ浜の砂浜が終わるあたりには、岩や石がごろごろとしていて、波の音も岩場独特の音になります。
B虫の音とともに(2005年6月12日録音)3:23
犬吠埼灯台の周りには草むらが生い茂っていて、夏のころには虫の合唱が聞こえます。虫たちは、霧笛の大音響にもまったくへっちゃらで、霧笛が轟いても気にすることも無く、鳴きつづけています。
C霧笛のラッパの直近くで(2005年6月12日録音)1:01
燈台の周りには遊歩道が整備されていて、誰でも歩いて散策できます。霧笛の発音口の直近くは大音響で、霧笛が鳴り響くと身体がブルブルと震えるほどです。
以上は実際に霧が出ている日に録音したものです。
D霧笛舎内 始動から(2008年12月29日録音)3:54
霧笛は動力装置(コンプレッサー)によって空気を圧縮し、その圧縮された空気を  一旦大きなエアータンクに充填して、一定の圧力になった時点でその圧搾空気を発音体に流し込み、音を出す仕掛けになっています。 コンプレッサーは電動式(電気モーター)と燃料式のエンジンが配置され、通常はモーターを使い、停電などの非常時にはエンジンを使って起動したそうです。このトラックは、電気モーターを使ったものを収録しました。※実際に霧笛が鳴り始めるには、エンジンを始動してから空気が一定の圧力になるまで時間がかかるため、このトラックでは途中を省略してあります。
E霧笛のラッパ直下(2008年12月29日録音)4:58
霧笛が廃止されることが決定してから記録としてとどめるための録音作業を行いました。このトラックは、霧笛のラッパ直近くでの吹鳴の記録音声です。
F2008年3月29日のサウンド (2008年3月29日録音) 3:13
廃止される日が直近に迫ったこの日のサウンド。最期の一週間は「お別れイベント」の一環として、毎日正午から10分間程度吹鳴が行われました。コンプレッサーの動力は、電気式からエンジン式に換えられ、発音体もメインで使用していたものが壊れたため、予備のものになりました。その結果、それまで常時使っていたものよりもオクターブ近く音程が下がり、太く低い音になっています。 また、しっかりと回転しきらないために、途中で腰砕けたような吹鳴になりました。
G霧信号閉所式(2008年3月31日録音)5:02
いよいよこの日、この時間に霧笛が吹鳴することを終えました。97年もの長い年月を鳴りつづけた霧笛も最後のときを迎えました。当日は雨風ともに強い天気で、予定されていた、霧笛舎の外での式典は急遽霧笛舎内に変更され行われました。最期のエンジンが始動され、エアータンクに空気が充填されていき、霧笛が最期の吹鳴を始めました。そしていよいよエンジンが停止され、タンクに残った空気の圧力が徐々に低下してまるで最期の息をひきとるかのように霧笛の息がおさまっていきます。
以下付録 銚子の音
H銚子電気鉄道車両通過音(2005年7月20日録音)2:36
銚子にはユニークな音が存在していて、この電車の音も楽しい音の一つです。銚子には大正時代から既に電車が走っていたのですね。単線で、一両編成のこの電車の通過音は独特で、特にこのトラックの録音場所である、後飯町公園(通称ゲンバ山)のあたりでは木々に包まれ、鳥たちの鳴き声の中を電車が走っていきます。
I銚子川口大潮祭(2005年7月20日録音)2:36
銚子の川口では、毎年旧暦の6月15日(大潮 もっとも潮が引く日)に、川口神社の祭礼が行われます。 勇壮な御輿が行列をなし、威勢の良いお囃子が町に響き渡ります。
J銚子みなとまつり花火大会(2005年8月6日録音)1:09
銚子では昔から夏祭りに花火大会が行われ、利根川の川面を照らし、花火の大きな音が町中に響きます。利根川の側には大勢の見物客が訪れ、利根に響いた音とともに、鮮やかな光の宴を楽しんでいます。
K犬吠埼霧笛叙情(2007年12月29日録音)13:15
最期に、思い出に残る犬吠埼の灯台の霧笛の音をお聴きください。犬吠埼に打ち寄せる波の音をちょうど良くバランスさせるために、灯台のある崖を降りて、帆立岩の近くで収録したものです。
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